
今回のブログでは【腰痛の種類について】をお話します。
よく腰痛にはこのストレッチ、このトレーニングをしましょうなどを耳にすることがあると思います。
腰痛と一括りでいっても実際には様々な腰痛があり、それぞれ対処の仕方も異なります。
腰痛の中にもどのような腰痛があるのか?
・筋・筋膜性腰痛
腰背部にはいくつもの筋・筋膜が重なり、腰背部の筋・筋膜を構成しています。それぞれ筋・筋膜の作用や負荷のかかり方なども異なります。筋・筋膜性腰痛が生じる原因としては基本的に長時間の同姿勢などによる負荷やスポーツのように同じ動作を何回も繰り返すようなことによっておこることが多いとされます。
・椎間関節性腰痛
腰椎の椎間関節は腰椎の後方側に2つ存在します。椎間関節は痛みを感じるセンサーが豊富に存在し、痛みに敏感な組織です。椎間関節に圧縮するようなストレスが加わると疼痛が出現しやすいとされます。原因としては関節そのものの硬さや股関節や脊柱、体幹周囲筋の可動性、機能低下によって生じることが多いです。また、加齢とともに椎間関節は変性しますのでそれによっても疼痛が誘発されますし、椎間板が変性し、椎間板の高さが低くなっていくことで椎間関節にかかるストレスも強くなります。
・仙腸関節性腰痛
骨盤には大きく分けて寛骨と仙骨に分けられます。寛骨と仙骨との関節を仙腸関節と呼びます。仙腸関節も椎間関節と同様に痛みを感じるセンサーが豊富に存在し、痛みに敏感な組織です。仙腸関節性腰痛が生じる原因としては長時間の同姿勢、不良姿勢、左右の脚長差、体幹部の筋肉や股関節周囲の筋肉が硬くなることや体幹の筋肉、股関節周囲の筋肉の機能低下などによって生じることが多いとされます。
・椎間板性腰痛
腰椎の椎間板は腰椎の椎体と椎体の間にあるクッションのような役割を持つ組織です。椎間板は端には血管・神経はありますが中には血管・神経がない組織です。椎間板が傷む要因として加齢や重量物の挙上、体幹の回旋や姿勢不良など様々です。椎間板には血管・神経はないといいましたが、椎間板が傷み変性と呼ばれる状態になりますと周囲にある血管・神経が椎間板の中に入り込んでいき、一層痛みを感じやすいこととなります。
ほかにも腰や臀部周囲の神経はたくさんありますので、その神経の障害によって生じる腰痛があります。
◎上記のように様々な種類の腰痛が存在し、個人によって生活スタイルや既往歴なども異なるため腰痛にはこれをしていればいいといったエクササイズは存在しません。
どの部位で腰痛が生じているのかを推測し、正しい評価やアプローチが必要となります。
当センターではしっかりと評価し悪くなってる組織を推測して、アプローチしておりますのでお困りのかたは是非お問い合わせください。
この記事の筆者
- 柔道整復師
- 竹中大輔
2024年柔道整復師免許(国家資格)を取得。同年、公益社団法人 全国柔道整復学校協会 優秀賞を受賞。その後、腰痛リハビリセンターにて腰痛に特化したリハビリを行う。また森ノ宮医療大学の研究員としても活動中。