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スポーツと腰痛の関係性

スポーツと腰痛の関係性

今回のブログではスポーツと腰痛の関係性について解説します。
腰痛は日本国民の80%の方が一生のうちに一度は経験するといわれています。又、スポーツ選手は全体の約3割以上の人が繰り返し腰痛に悩まされているいうデータもあるそうです。

スポーツをすると腰痛になるのか?

結論、『スポーツが腰痛の原因のすべてとは言えない。』
但し、腰部に過負荷がかかりやすいスポーツがあるのも事実でそれらのスポーツをされている方が当施設や提携先のクリニック(野中腰痛クリニックのHP:https://nonaka-lc.com/)を多く受診されているのも事実です。

 

どのようなスポーツが腰痛になりやすいのか?

*腰の反りや曲げる、回転(捻る動作)動作を繰り返しするスポーツは腰部を痛めやすいです。
腰の関節や靭帯、筋肉、筋膜などに負担がかかり炎症が起こります。その炎症(痛みや痺れなど)を我慢しながらスポーツを行うことで腰椎椎間板変性症や椎間関節の炎症を招きます。
野球、ゴルフ、テニス、水泳、アメフト、ラグビーなど腰を痛めやすいスポーツは多岐にわたります。

 

スポーツをされる方に多い腰痛の種類

*子供(成長期)は椎間関節に炎症を起こしやすいです。
=疾患名でいうと、成長期の腰痛は椎間関節に生じる疲労骨折である「腰椎分離症」や「椎間関節症」が多いです。激しいスポーツによる繰り返しの外力が加わることで、腰椎の椎弓と呼ばれる部分に亀裂が入ったり、酷くなると疲労骨折を起こしてしまうことがあります。これが腰椎分離症を説明する簡単なメカニズムです。症状は主に運動時や安静時の腰部痛です。特に腰を反らす動作で症状が強くなる傾向があります。単なる腰痛だと思って放置していると症状の悪化につながりかねないので早期に専門医へ相談することを推奨します。

*成人以降は椎間板に炎症を起こしやすいです。
=疾患名でいうと、成人以降の腰痛は椎間板にトラブルが生じる「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰椎椎間板症・腰椎椎間板変性症」が多いです。

 

当センターでは身体の使い方やパフォーマンス向上を目的としたリハビリも可能です。
お気軽にお問い合わせください。

この記事の筆者

柔道整復師:足立壮太
柔道整復師
足立壮太

2017年4月に柔道整復師免許を取得。2017年4月より関西に12店舗展開している整骨院にてセラピストとして従事し、2017年下半期には月間MVP賞の総取得数が社内で1位になり下半期MVP賞を受賞。2019年2月より腰痛に特化したリハビリ施設に従事し、現在に至る。