
今回は睡眠についての豆知識と熟睡するための1分エクササイズをご紹介いたします。
~豆知識~
睡眠は、1日の疲れをとり、次の日の仕事や勉強・家事や子育てのパフォーマンスを向上させるためにエネルギーを補給するために欠かすことができないものです。
アメリカで成人(30~102歳)を対象に行われた「睡眠習慣」の調査結果によると、睡眠時間が7時間の人が最も長寿と報告されています。では、私たち日本人は平均どれくらい睡眠時間をとれているのでしょう?厚生労働省のデータによると、10歳代で8~10時間、成人以降50歳代までは6.5~7.5時間、60歳代以上では平均6時間弱です。高齢者になるほど睡眠時間が短くなることが報告されています。
そこで、誰でも簡単にできる熟睡するための簡単な呼吸法をご紹介します。
~熟睡するための1分エクササイズ~
熟睡するための1分エクササイズは自律神経の乱れを整える腹式呼吸法です。
【 方法 】
①背筋を伸ばして胸を軽く開き鼻からゆっくりと息を吐いていきます。お腹の中の空気をすべて吐き出すイメージで、おへそが一番へこむところまで息を吐ききります。
②へこませたお腹をゆるめ、鼻から息を吸っていきます。少しずつお腹の中に空気を送り込むように、4秒前後時間をかけてゆっくりと吸います。お腹が段々と膨らんでいくことを確認します。
③ゆっくりと口から息を吐いていきます。お腹の中の空気をすべて出しきるイメージで行います。
この①~③を10回ほど繰り返し行います。
1日の疲れはその日に解消できるように寝る前の習慣にしてくださいね!!
この記事の筆者
- 柔道整復師
- 竹中大輔
2024年柔道整復師免許(国家資格)を取得。同年、公益社団法人 全国柔道整復学校協会 優秀賞を受賞。その後、腰痛リハビリセンターにて腰痛に特化したリハビリを行う。また森ノ宮医療大学の研究員としても活動中。