
今回のブログでは「アロディニア」について解説します。
アロディニアとは題名でもありますが、軽微な接触や温冷刺激によって痛みを自覚する病態のことを指します。
◎アロディニアの原因は?
・外傷などによる神経損傷
・糖尿病性神経障害
・帯状疱疹
・抗がん剤の副作用
・脳梗塞
・脊柱管狭窄症
・ストレス など
◎どんなメカニズムなのか?
明確な理由は不明とされておりますが、繰り返される神経への刺激や一瞬のダメージにより神経が痛みを自覚する閾値が低下します。
激しい痛みを放置すると、脳や脊髄が痛みの信号を過剰に記憶し、さらに神経が過敏になる「中枢性感作」という悪循環に陥ります。
本来であれば痛みとして感じない程度の刺激でも、このようなことが生じてしまうと「シャワーで痛い、軽く皮膚を触られただけなのに痛い」といったようなことが起きてしまいます。
◎治療法は?
上記でもあるように繰り返し起きる痛みは脳が記憶するため早期に痛みのブレーキをかける必要があります。
治療法としては基本的には原因となっている疾患の治療を第一です。
その他には薬物療法や運動療法が推奨されております。
※このような普通なら痛みとして感じないぐらいの接触で強い痛みとして感じる場合、専門の医師の診察を受けるようにしましょう。
この記事の筆者
- 柔道整復師
- 竹中大輔
2024年柔道整復師免許(国家資格)を取得。同年、公益社団法人 全国柔道整復学校協会 優秀賞を受賞。その後、腰痛リハビリセンターにて腰痛に特化したリハビリを行う。また森ノ宮医療大学の研究員としても活動中。