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ケガ(捻挫や打撲など)は冷やす?温める?

ケガ(捻挫や打撲など)は冷やす?温める?

今回のブログでは、ケガ(捻挫や打撲など)をした際の対応策を紹介します。

怪我(捻挫や打撲など)をした際、冷やす?温める?

結論からお伝えすると発症直後の痛みは冷やすことが大切です。
発症直後は炎症を起こしているので患部に熱があります。なので、氷水や冷却パックなどで患部を冷やすことにより炎症を緩和し痛みを軽減させます。

その後の対応策は捻挫や打撲などによって対応が異なるのでまた機会があればご紹介させていただきたいと思います。但し、捻挫はクセになりやすいので病院を受診し負傷後のケアがとても重要です。

~豆知識~

冷湿布を貼ることで患部を冷やそうとする人もいますが、湿布(冷湿布・温湿布ともに)は消炎鎮痛の効果が主なので患部深部まで冷やしたり温める効果はありません。
基本的には、怪我をした直後~3日の急性期といわれる期間は患部を氷水や冷却パックなどで十分に冷やすことが重要でそれらにより炎症反応(痛みや腫れなど)を緩和させる効果が期待できます。そして、痛みが出てから暫く日にちが経過したものを慢性期といい、この期間からは温めて患部の血行を良くすることで回復を早めることが出来ます。

※注意※
痛みが治まったからといって安心して患部を無理に動かしてしまうと炎症の再発があるので段階をおって日常生活に戻りましょう。再発すると回復までにより一層期間を要してしまうことがあります。

この記事の筆者

柔道整復師:足立壮太
柔道整復師
足立壮太

2017年4月に柔道整復師免許を取得。2017年4月より関西に12店舗展開している整骨院にてセラピストとして従事し、2017年下半期には月間MVP賞の総取得数が社内で1位になり下半期MVP賞を受賞。2019年2月より腰痛に特化したリハビリ施設に従事し、現在に至る。