
今回のブログではトレーニング後のストレッチ効果について解説します。
皆さんは普段スポーツジムや自宅でトレーニングをした後にストレッチをしっかりと行えていますか?「トレーニングはするけど、ストレッチはあまりできていない」という方もいるのではないでしょうか?トレーニング後のストレッチは単に身体を柔らかくするだけでなく様々な効果があります。
トレーニング後にストレッチをすることで得られる効果
効果① 筋肥大の促進
ストレッチに筋肥大の効果は期待できませんが、トレーニング後のストレッチは筋線維が太くなるスペースを作り筋肥大の促進が期待できるといわれています。加えて、筋肉への血流が増加することで筋肉内への酸素や栄養素の供給が向上し筋肉の回復や成長にも一役買ってくれます。
効果② 筋肉痛の軽減
ストレッチは筋肉の緊張を和らげ、筋肉痛の発生や程度を軽減する効果も期待できます。トレーニングが原因と考えられる筋肉痛は筋線維の微細な損傷と炎症などによって発生すると考えられていますが、ストレッチを行うことでこれら症状の緩和が期待できます。
効果③ 睡眠の質の向上
トレーニングは交感神経が優位になりますが、ストレッチは副交感神経を優位にする働きもあるのでリラックス効果も期待できます。ストレッチのリラックス効果によって睡眠の質が向上し、筋肉の回復や成長に必要な休息を得やすくなります。質の高い睡眠はトレーニングの効果を最大限にするためにも重要です。
トレーニング後にストレッチをすることにデメリットは?
トレーニング後のストレッチにデメリットはありません。
但し、トレーニング直後から60分以内に行うストレッチが筋肥大の妨げになる可能性も最近の研究で指摘されているようです。なので、トレーニング直後にストレッチを行うのではなく夜の入浴後や就寝前にしていただくことを推奨します。
腰痛リハビリセンターでは、患者様の状態に合わせたリハビリを提供しています。
この記事の筆者
- 柔道整復師
- 足立壮太
2017年4月に柔道整復師免許を取得。2017年4月より関西に12店舗展開している整骨院にてセラピストとして従事し、2017年下半期には月間MVP賞の総取得数が社内で1位になり下半期MVP賞を受賞。2019年2月より腰痛に特化したリハビリ施設に従事し、現在に至る。