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柔軟不足が及ぼす悪影響

柔軟不足が及ぼす悪影響

今回のブログでは身体が硬いことで生じる悪影響について解説します。

身体が硬いことで生じる悪影響

*怪我をしやすくなります
肉離れの原因は筋肉の硬さだけではありませんが、一つの要因にはなります。一度肉離れになると瘢痕組織(肉離れが回復しても動くことによって痛めた部位や周囲の組織が硬くなりしこりのようになったもので本来の筋肉よりも伸縮性も耐久性も乏しいもの)が出来るので再損傷しやすいです。
又、身体が硬いと足が上がりにくくなったり歩幅が狭くなりやすくなったりもするので転倒リスクが上昇します。とくに高齢者の方は転倒しただけで股関節や背骨などの骨折を招く恐れがあり、そうなると長期の入院になりかねないので注意が必要です。

*肥満・肩こり・腰痛・冷え・浮腫みになりやすくなります
身体が硬いことで血行不良になり、代謝も低下するので肥満になりやすかったり身体の不調も招きやすくなります。

*自分の最高の運動パフォーマンスを発揮できていない可能性があります
身体が硬いということは関節の可動域が乏しいということです。そのような状態では力が上手く発揮できず自分の最高の運動パフォーマンスを発揮できていない可能性があります。

*疲れやすい
身体が硬い方は筋肉も硬くこわばっている方が多いです。うまく脱力が行えていない状態で筋肉が常に緊張しているような状態になりますので疲れやすくなります。

この記事の筆者

柔道整復師:竹中大輔
柔道整復師
竹中大輔

2024年柔道整復師免許(国家資格)を取得。同年、公益社団法人 全国柔道整復学校協会 優秀賞を受賞。その後、腰痛リハビリセンターにて腰痛に特化したリハビリを行う。また森ノ宮医療大学の研究員としても活動中。