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寝る姿勢は仰向け?横向き?

寝る姿勢は仰向け?横向き?

今回のブログでは理想的な睡眠時の姿勢について解説します。

理想的な睡眠時の姿勢

*腰部椎間板ヘルニアetc
おへそを天井向きにした仰向けやうつ伏せが推奨されています。一般的に腰を丸めた姿勢が症状増悪姿勢になるため腰を伸ばした状態で寝ることが好ましいです。

*腰部脊柱管狭窄症
横向き姿勢やおへそを天井向きにした仰向けでも膝下にクッションを入れて腰が伸びない姿勢で寝ることが推奨されています。一般的に腰を反らす姿勢が症状増悪姿勢になるため腰を丸めた状態で寝ることが好ましいです。
(豆知識)股関節の前側や太ももの前側の筋肉(腸腰筋や大腿四頭筋)が縮こまっていると意識をしていなくても筋肉の硬さによって仰向けで反り腰になりやすいので注意が必要です。

腰痛予防と改善のためのベッドからの起き上がり方

①ベッドの上で横向きになる。 ②両脚をベッドから下ろす。 ③腕を使って上半身を起こす。
※仰向けのまま、腹筋を使った勢いで起き上がるのは腰痛の原因や腰痛悪化につながりかねないので控えることをお勧めします。

 

上記の腰部疾患の他にも内科疾患によって引き起こす腰痛もあります。長引く腰痛や症状の悪化がある場合は、まず一度専門医へご相談することをお勧めします。

この記事の筆者

柔道整復師:竹中大輔
柔道整復師
竹中大輔

2024年柔道整復師免許(国家資格)を取得。同年、公益社団法人 全国柔道整復学校協会 優秀賞を受賞。その後、腰痛リハビリセンターにて腰痛に特化したリハビリを行う。また森ノ宮医療大学の研究員としても活動中。