このブログのタイトルを見て、ん?って思われた方もいらっしゃるかと思います。
そこで、このブログを読んでくださっている皆様に質問ですが『呼吸』を意識して筋力トレーニングやリハビリを行ったことはありますか?
『呼吸なんて吸って吐いてするだけだから何でも一緒じゃないの?』って思われる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
いいえ、そんなことありません。
それぞれの呼吸法によって様々なメリットがあるので、今回のブログでは【胸式呼吸】と【腹式呼吸】について解説させていただきます。
胸式呼吸
胸式呼吸の行い方
・息を吸うときに胸を膨らませる
・息を吐くときに肺全体がすぼんでいるのを意識する
・お腹が膨らまないように意識する
胸式呼吸を行うメリット
・交感神経(動いている時に優位になる自律神経)のアップ
・肺活量と代謝量のアップ
※交感神経の機能は、身体の活動性を上げるアクセルとなる神経で、血液循環や代謝を上げて活動性を高める効果があります。
腹式呼吸
腹式呼吸の行い方
・息を吸うときにお腹を膨らませる
・息を吐くときにお腹を凹ませる
・息を吸うときよりも吐くときの方に時間をかける
腹式呼吸を行うメリット
・副交感神経(リラックスしている時に優位になる自律神経)のアップ
・免疫力がアップ
・ストレッチなどをした際に筋肉の柔軟性がでやすくなる
※副交感神経の機能は、血管拡張・血圧降下・心拍数低下・筋肉の弛緩・発汗の抑制などがあります。
呼吸法を使い分けることで、効率よく筋力トレーニングやストレッチなどのリハビリを行うことができ効果の向上も期待できます。今日から実践できるものなので、ぜひおこなってみてください。
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この記事の筆者
- 柔道整復師
- 足立壮太
2017年4月に柔道整復師免許を取得。2017年4月より関西に12店舗展開している整骨院にてセラピストとして従事し、2017年下半期には月間MVP賞の総取得数が社内で1位になり下半期MVP賞を受賞。2019年2月より腰痛に特化したリハビリ施設に従事し、現在に至る。