
今回のブログでは間欠性跛行について解説します。
先ず、間欠性跛行とは歩行していると、下肢に痛みが伴いそれ以上継続して歩行することが困難となり、一時休憩するとまた歩行することが可能となるものとなります。
さまざまな間欠性跛行?
間欠性跛行は主に2種類あるとされており、神経性間欠性跛行と血管性間欠性跛行があります。
・神経性関係性跛行の主な代表は腰部脊柱管狭窄症
・血管性間欠性跛行の主な代表は閉塞性動脈硬化症やバージャー病
腰部脊柱管狭窄症による間欠性跛行
◎腰部での神経への障害により歩行が困難となり間欠性跛行がみられます。
神経性間欠性跛行の特徴として立ち止まるだけでは解消せず背中を丸めたり、座ることで症状が緩和し、また腰を反るような動作をすることで症状が強くなることがあります。
閉塞性動脈硬化症およびバージャー病
◎下肢の血管が動脈硬化や血管の炎症によって歩行していると下肢への血液供給が不足し、歩行が困難となり、間欠性跛行がみられます。
血管性間欠性跛行の特徴として神経性間欠性跛行とは異なり立ち止まるのみで症状が緩和することが多く、足の動脈(足背動脈等)の触知が不可能となる場合があります。
この記事の筆者
- 柔道整復師
- 竹中大輔
2024年柔道整復師免許(国家資格)を取得。同年、公益社団法人 全国柔道整復学校協会 優秀賞を受賞。その後、腰痛リハビリセンターにて腰痛に特化したリハビリを行う。また森ノ宮医療大学の研究員としても活動中。