
今回のブログでは当施設でも使っているストレッチボールをご紹介します。
患者様からいただくご質問で多いのが、自分で腰とかをマッサージするのにラクな方法ってないですか?といったお声があります。巷ではたくさんの腰痛アイテムがありどれが良いかわかりにくかったりもするかと思いますが、こちらは比較的安価で様々な使い方ができるのでお勧めです。
◎ストレッチボールを使うメリット
ストレッチボールは硬い筋肉をほぐしてくれます。
ご自身の手でマッサージするのもいいですが自分の手でするには疲れますし圧も物足りなかったりするのであまり気持ちよくなかったりします。できたらリラックスした状態で気持ち良くマッサージをしてもらいたいのでストレッチボールをお勧めします。
◎ストレッチボールの使い方
使い方はとてもシンプルです。
硬かったり凝っている筋肉にボールを当てて、ボールを軽く転がすように身体を動かしてください。
使うときの姿勢は寝た状態でも座った状態でも行えます。(参考動画)
◎ストレッチボールを使うときの注意点
注意ポイント①
ボールを当てたときに痛すぎる箇所は使用を控えてください。
かえって痛みが強くなる場合もあります。
注意ポイント②
脊柱管狭窄症や腰椎すべり症の診断を受けている方は腰のマッサージをするときに注意が必要です。
例えば、ストレッチボールを床に置いてその上に仰向けに寝て腰にボールが当たるようにすると腰部に強いストレスが加わり痛みや痺れが増悪する恐れがあります。上記の疾患を診断されている方はどちらかの肩が下になるように寝る姿勢(=側臥位)でマッサージされることをお勧めします。
この記事の筆者
- 柔道整復師
- 竹中大輔
2024年柔道整復師免許(国家資格)を取得。同年、公益社団法人 全国柔道整復学校協会 優秀賞を受賞。その後、腰痛リハビリセンターにて腰痛に特化したリハビリを行う。また森ノ宮医療大学の研究員としても活動中。