「腰痛改善のためには、どこの筋トレをしたらいいの?」
「インナーマッスルを鍛えることでどういった効果があるのか?」
腰などが痛くて病院を受診すると、「何かすぐに手術などの治療をするほどでもないので運動をして経過をみましょう。」と先生に言われたことはありませんか?腰痛リハビリセンターに来てくださる患者様に伺ったところ、昔に言われたことがある!と仰られる患者様が意外と多くいらっしゃいました。
ただ、どういった運動をして身体のどの筋肉をトレーニングすればいいかわからないという声も多くありました。
なのでこの記事では、以下の内容を紹介していきます。
・トレーニングすることで最大限の腰痛改善を見込める筋肉 |
・インナーマッスルをトレーニングすることによって得られるメリット |
このブログを読むことで、腰痛を卒業するために鍛える必要がある筋肉がなにかわかります。また腰痛がない方でもこの筋肉を鍛えることで予防することもできるので、ぜひ一読ください。
トレーニングをすることで最大限の腰痛改善を見込める筋肉
・インナーマッスル
結論からお伝えすると、鍛えることで腰痛の改善を見込める筋肉はインナーマッスルです。
「姿勢保持筋」とも呼びますが、骨や関節を支え正しい姿勢を保持したり、内臓を正しい位置に安定させるなど様々な働きがあるとされています。
インナーマッスルは身体の中の深いところに存在する筋肉ですが、全身に点在する大小600を超える人間の筋肉のうちインナーマッスルは9割を占めるといわれています。但し、アウターマッスルは大きい筋肉のため、筋肉量で比較をするとインナーマッスルとアウターマッスルに大きな差はないといわれています。
体幹部にある「腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群・横隔膜」は、それぞれの筋肉が役割を果たすことで背骨を支え、腹圧を高めるので正しい姿勢を保持し腰痛の改善に繋がるのです。
インナーマッスルをトレーニングすることによって得られるメリット
・姿勢が改善する
体幹部にあるインナーマッスル「腹横筋・多裂筋・骨盤底筋軍・横隔膜」を鍛えることで、背骨がしっかりと支えられるので姿勢が改善し身体の軸も安定するといわれています。
また、インナーマッスルには骨盤の角度を正しく調整する役割もあるので、姿勢の悪さから生じていた腰痛が改善したり疲れが溜まりにくくなることも期待できます。
・スポーツのパフォーマンスが向上する
インナーマッスルにはアウターマッスルの動きをサポートする働きがあります。
インナーマッスルは骨や関節を支え安定させる作用があるため、鍛えることで身体の動きがスムーズになるとされています。
インナーマッスルを鍛えてぶれない体幹を手に入れることで、軸が安定し、スポーツパフォーマンスも向上します。
・ぽっこり下腹が改善する
体幹部のインナーマッスルが弱いと内臓を支える力が衰え、胃や腸などの位置が下がってしまうといわれています。内臓が下がってしまっているのが原因でお腹が出ている場合には、インナーマッスルを鍛えることで下がっている内臓を正しい位置に戻すことが期待できます。
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この記事の筆者
- 柔道整復師
- 足立壮太
2017年4月に柔道整復師免許を取得。2017年4月より関西に12店舗展開している整骨院にてセラピストとして従事し、2017年下半期には月間MVP賞の総取得数が社内で1位になり下半期MVP賞を受賞。2019年2月より腰痛に特化したリハビリ施設に従事し、現在に至る。