今回の投稿は、『正しい座り方と間違った座り方』についてです。
座っていると腰が痛くなる、、
という方も多いのではないのでしょうか?
腰に良い座り方を是非、覚えていただきたいです!
腰痛と座り方姿勢について
1日平均で、日本人が座っている時間がどのくらいか予想できますか?
正解は7時間です。
世界で1番長いと言われています。
座る時間が長くなればなるほど、腰への負担は増していきます。
腰の負担は、動きや姿勢により変化します。
同じ姿勢を続けたり、急激に圧力が加わることにより椎間板の内圧(負担)が上がり腰痛に繋がります。
立った姿勢の内圧が100とすると、座った姿勢の内圧は140と言われています。
さらに座って前かがみ姿勢になると、185まで内圧が上がります。
立っているよりも座っている方が内圧が掛かるって意外ですよね。
このことからも、正しく座り椎間板の内圧を少しでも下げることが重要となることが分かります。
では、次は実践編です!
正しい座り方と間違った座り方
〇正しい座り方
・お尻の出っ張った骨に体重を乗せます。
・足裏を均等に地面に着けます。
・どちらも左右均等に体重を乗せることがポイントです。
〇間違った座り方
・背中を丸めて尾てい骨が椅子に当たる。
・足が浮いている。
・左右不均等に体重が乗らないように注意してください。
まとめ
いかがでしょうか?
座り方について意識する方は少ないと思いますが、腰痛と関係性が深いです。
ポイントを意識して、ぜひチャレンジしてみてください。
但し、正しい座り姿勢でもずっと同じ姿勢はよくありません。
30分に1度は立つなどして、姿勢を変えてみてくださいね。
ワンポイントメモ~骨盤とは~
骨盤は腸骨(ちょうこつ)、恥骨(ちこつ)、座骨(ざこつ)の3つに分かれます。
この3つをまとめて寛骨(かんこつ)と呼び、左右1つずつあります。
寛骨の間には仙骨(せんこつ)という骨があります。
寛骨と仙骨を併せて『骨盤』です。
この記事の筆者
- 柔道整復師
- 福井雅一
2017年柔道整復師免許(国家資格)取得。同年、森ノ宮医療学園校友会会長賞受賞。その後、機能訓練指導員として高齢者の方のリハビリを主に担当する。機能訓練指導員の経験を活かし、現在は腰痛リハビリセンターにて、腰痛に特化したリハビリを行う。