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【腰痛改善】腹筋で腰を支えるために必要な筋肉のトレーニング①

【腰痛改善】腹筋で腰を支えるために必要な筋肉のトレーニング①

「起き上がることが出来ない」

「腰痛がある」

「下っ腹が出てきた」

などと言ったお悩みがある方も多いのではないでしょうか?

このような症状がある方に、オススメのトレーニングをお伝えいたします。

・鍛えると効果的な筋肉

腹筋の説明

腹筋の説明

腹直筋(ふくちょくきん)とは、肋骨から恥骨まで縦方向に走行している筋肉です。

腹直筋が働くことで背中を丸めることができます。

また、腹直筋を鍛えることで内臓下垂を予防する効果もあります。

腹直筋が弱いと、骨盤をコントロールすることが難しくなります。

骨盤のコントロールが出来ないと、腰痛や姿勢不良にもつながるので重要な筋肉です。

 

・なぜ腹直筋を鍛えるのか

〇メリット

 1,姿勢の改善  

反り腰の方には、特に腹直筋のトレーニングがおすすめです。

腹直筋が弱いと、体を支えきれなくなり反り腰になりやすいです。(背筋が優位な状態です)

腹筋と背筋のバランスも悪くなるので、姿勢不良や腰痛の原因となります。

2,腰痛の改善、予防

先ほどの姿勢の話でもあったように、無理な姿勢を続けると腰痛へとつながってしまいます。

反り腰の姿勢を続けると、椎間孔(ついかんこう)という神経の通り道が狭くなってしまいます。

そうなることで腰痛や下肢の痛みや痺れの原因となります。

3,メタボリックシンドローム対策

腹直筋は大きな筋肉です。

大きな筋肉を鍛えると、基礎代謝量がアップします。

基礎代謝量が上がることで、メタボリックシンドロームの予防や改善にもつながります。

お腹にお肉が付きすぎると、反り腰にもなりやすいです。

そこから腰部痛や下肢痛にもつながるので、体重のコントロールも非常に重要となります。

 

×デメリット

1,起き上がるのが大変

寝返りをうったり起き上がったりする動作に腹直筋は使われます。

寝返りがしにくいと、同じ姿勢でいる時間が長くなります。

同じ姿勢が続くと腰痛になりやすいです。

 

2,腰痛になる

腹直筋は骨盤に付着する筋肉です。

腹直筋が弱いと骨盤のコントロールが効きません。

骨盤のコントロールと腰痛には深い関係性があると言われています。

3,下っ腹が出る

腹直筋が弱いと、姿勢が悪くなります。

お腹が出るというのは、お腹周りの脂肪の問題もあると思いますが、

反り腰だと脂肪が少なくても、お腹が出ているようにみえます。

腰にも負担が掛かりますし、疲れやすく動きにくい身体になってしまいます。

 

・トレーニング方法

1,仰向けに寝て両ひざを立てます

2,おへそをゆっくり覗き込むように頭を上げます

3,ゆっくりと元に戻します

4,この動きを繰り返します

※1セット10回、1日2セットを目安に行ってください。

 

トレーニングを動画で確認したい方は、YouTubeのURLを貼っていますのでそちらから見ていただければと思います。又、チャンネル登録をしていただきベルマークを押していただくことでトレーニング動画などが更新された際に通知がいくので見逃す心配もなくなります。ぜひ、よろしくお願いします。
YouTubeのURL : https://www.youtube.com/watch?v=xL6WxVV13bg

 

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この記事の筆者

柔道整復師:福井雅一
柔道整復師
福井雅一

2017年柔道整復師免許(国家資格)取得。同年、森ノ宮医療学園校友会会長賞受賞。その後、機能訓練指導員として高齢者の方のリハビリを主に担当する。機能訓練指導員の経験を活かし、現在は腰痛リハビリセンターにて、腰痛に特化したリハビリを行う。